製品回収

 こんにちは、所長の小林です。

 先日カップヌードルを食べていたら、蓋の裏に製品回収の広告がありました。
2000年に販売したタイムカンの巻き締め不良が原因で、缶内に空気が入り、
品質に影響する可能性があるということです。

 実はこのタイムカン、我が家に2個あります。

 私が44歳の時に購入し、10年後の将来像を缶に記入し、
そのまま、我が家の食料庫の奥にしまい込んで、
忘れていたことを思い出しました。

 54歳になって、10年前の思いを読み返してみると
①事務所の売り上げは2倍になっている、
②二人の子どもは独立し、立派になっている、
③老後に備え、十分な貯金がある、
④世界一周旅行が実現している、
というものでした。

 実現できていないものもありますが、
現状と対比し、まあいいかなと思う、今日この頃です。

 製品を返品して、代金を返金してもらっても、
10年前の私の夢と、夢を目標にがんばった
私の努力が報われるわけではないので
タイムカンを記念碑とし、
製品回収に協力することは止めました。

 そんな訳で今日の一枚は、これです。
世界一周は実現できていませんが、スクーバダイビングのライセンスを取得し、海外の海で潜ることができるようになりました。
写真は、フィリピン、ボホール海の沈船スポットです。