式年遷宮

おはようございます。あかざわです。

『式年遷宮』
数年前まで私はこの言葉を全く知りませんでした。
伊勢神宮って、未だ一度も行ったことがないのですが、
「とても古い建築物なんだろうなぁ…」と勝手に思い込んでいました。
でも、実は20年ごとに建て替えられているのですよね。。。
20年に一度、全ての社殿を新しく造り替えているのだそうです。
(次に全てが新しくなるのは平成25年とのこと。)

最初にそれを知ったとき、正直「なんてもったいないことを…」と思いました。
しかし、そんなもったいないことを行うのには、ちゃんと理由があるんですよね。
その理由の一つとして、
“当時の建築様式や建築技法を後世に遺すため”という説があるのだそうです。
現存する素晴らしい作品(建築物)を壊してでも、
素晴らしい技術や技法を次の世代に伝えたい…ということでしょうか?

自分自身が職人の家に育ったせいかもしれません。。。
「技術」を承継することの難しさを痛感することしばしばです。。。