剣心一如

タカヤマです。

先日、部活の後輩である現役高校生から夏休みの練習日程の連絡が来ました。もう現役の後輩から3年近く連絡なんてなかったので、正直すっかり忘れ果てていました。でもその連絡を受け、久々に高校の部活、剣道部時代を思い出しました。そもそも、海外の人と交流があるときに自国の文化を説明できた方が良いだろうと、「日本の伝統文化を学びたい」との気持ちから始めた剣道。決してラクではなかった(というよりは地獄絵図に近かった)のですが、今思えば非常に貴重な体験であったとしみじみ実感します。

剣道を久々にやりたいなぁと夜に一人で素振りをすることもあるのですが、おそらく二度と剣道自体はできません。
高校を卒業して後輩の指導に参加していた夏の練習月間を終え、得られたものはドクターストップ。
腰のヘルニアになり、もっと悪化すれば手術。手術は成功するとは限らず、最悪は下半身不随になるとまで言われ、泣く泣く剣道を続けることを諦めました。
それでも今でも剣道は好きです。見ていると自分もやりたくなります。

昔、後輩にさんざん技を教えてくれと言われ、「剣道で本当に大切なのは、技より心なんだよ」と説明したら、「根性論うっとうしい」と言われました。

平成生まれが恐いです。